日本陸上界を変えるために必要なもの、それは心で向き合うこと

みなさん、こんにちは☀タムタムランニングクラブ代表の、佐藤 心雄です。いつも訪問してくださり、ありがとうございます。

    最近、スポーツインストラクター登録制の会社!?から、登録料無料で集客のサポートを致しますので、お会いするお時間を作って頂けませんか?という、いきなりあやしい内容のお電話を頂きました。

    僕は、集客一番に考えてクラブの運営を行っているわけではなく、中身にこだわり、心で向き合う氣持ちを大切にしているので、お断りしました。メールだけでも送らせてくださいとしつこかったので、僕は結果を優先せず、成長過程を一番に考えた上で、結果に繋げていく(夢実現のサポートをさせて頂く)スタイルで指導させて頂いているので、ご期待に応えられないと思いますよといったかたちのニュアンスで、お話させて頂きました。

    僕自身、タムタムランニングクラブをはじめた頃は、会員さん100名を目指して、大会を開催したいという、壮大な夢を想い描いておりましたが、自問自答した時に、なんか違うな…という違和感がずっと残ってました。

    原点に戻って…ジョギングインストラクターを目指すきっかけになったのは、居場所がなくなり困っている子どもたちや保護者の方々を救いたい!!自分自身の仕事が決まっていた訳でも自分一人でできる自信も全くなかったけど、その想いだけで、クラブを設立しました。
→以前、朝日新聞さんに取材を受けた時の記事です。ご覧ください。http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20160127150280001.html

    僕自身、成長過程を一番に考えてるのは、陸上でもお仕事でも常に最下位からスタートし、そこから目標に向かってチャレンジすることによって、1つ1つを形に変えてきた経験、成功体験をたくさん積み重ねことができたからです。
→この背景には、数えきれないくらいの失敗がたくさんあります。

    だからこそ、走るのが苦手な方であれば寄り添ってサポートすることが出来ると思いますし、走るのが得意な方であれば、自分の経験談を生かした上でのサポートが出来ると思います。
    
    可能性は無限大です!!

    昨今、日本陸上界で騒がれているのは、"日本陸上界の長距離(特にマラソン)は、世界(特にアフリカ選手)との差が広がりすぎている"ということです。

    タイム差で見れば、確かに7分くらい差があるかもしれませんが…それは、タイム差ばかりを氣にして、中身としっかり向き合えていない考えなんじゃないかなと思います。

    事実、海外のレースでは、ペースメーカー(タイムを出すために、設定ペースをキープして走る事に徹する担当)について行って、好タイムに繋がっている事が殆どらしいです。

    日本でも、主要レースではペースメーカーがレースを作ることが多く、また記録会の様に記録を出すための競技会が多いので、レースペースにはまれば(速いリズム、速いペースで必要以上に力を使わずに走れ、タイムに繋がる事です)好タイムに繋がりますが、地力をつけるには、自分でレースを作る事が必要になると思います。
→ちなみに、僕の尊敬するランナー=村社講平さんは、1936年ベルリンオリンピックの舞台で、フィンランドのランナーを従えて終盤まで積極的に前を引っ張る走りをされ、5000m・10000mで4位入賞を果たしました。動画から、村社さんのアツいハートで走っているのが、犇犇と伝わってきます。
↓一番下に、リンク張り付けてます(ФωФ)

    今、日本の中で地力NO.1ランナーは、先日開催された、愛媛マラソンで途中から一人旅をして、2時間9分台でゴールした川内優輝さんだと思います。

    川内さんは、フルタイムでお仕事をされながら、市民ランナーとして実業団選手よりも前でゴールし、大活躍されております。

    結果論で評価される方の声に耳を傾けると、川内さんは拍手喝采、実業団選手はダメ…こういった表現は寂しいものです(T_T)

    僕自身(15年前)、自衛隊体育學校(実業団)で半年ばかり陸上班でお世話になった経験があります。

    実業団の世界は、走って結果を出し続ける必要があります。

    結果が出なければ、1~2年で新しい選手と入れ替わり、契約解除…会社自体も辞めなければいけないチームもあると聞いたことがあります。

    プロの世界だから厳しい・結果にこだわるのは当然かもしれませんが、その反面で将来的な事を考えると、不安が募り、一歩を踏み出してチャレンジする氣持ちが薄れる原因が、もしかしたらあるのかな…とも思います。

    最近は、企業を抜け出して、個人でスポンサーを募るプロ選手が、陸上界で増えてきているので、とても素晴らしいなぁ…と思います。

    日本人は、ものすごいパワーを秘めております。でも、そのパワーを最大限に発揮しきれていないのは、心で向き合う氣持ちに欠けていることが大きく影響されている様に感じます。

    走ることは、メンタル8割と言われており、心の状態が一番大事です。

    良い部分はしっかり褒め称えてあげて、うまくいかない部分は、すぐダメ出しするのではなく、選手・指導者(またはチーム全体)で一体となり、改善方法を模索できたら、とってもステキだなって思います。

    心と身体は繋がっております。

    僕はこれからも、心で向き合う氣持ち・成長過程を大事にしたその先に結果に繋げると言う考えを、自身の活動を通じて、少しずつ日本陸上界に浸透させていきたいと思います。
→日本陸上界を変えることもまた、僕の夢の中の1つです。

    この部分が浸透したら、日本の陸上界・スポーツ界・社会全体、活氣に満ち溢れること間違いなしです!щ(゜▽゜щ)

    明るい未来に向かって、タムタム(樂しく)走りましょうε=┌(;・∀・)┘
    

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